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全日本吹奏楽連盟のHPがリニューアルしていました。

 

 タイトルの通りなのですが、全日本吹奏楽連盟のHPがリニューアルしていましたね。

 予告なくいきなり変わった印象。結構びっくりしましたね。いきなりでしたから。

 

 全日本吹奏楽連盟(以下、吹連)は、その名の通り吹奏楽の連盟……吹奏楽コンクールを始め、アンサンブルやソロ、マーチングなんかのコンテスト・コンクールを取り仕切っている一般社団法人です。多分。

 特に学生時代に吹奏楽部を経験した人にとっては、各種コンクールが思い出深いのではないでしょうか。私もそんなコンクールに参加していた一人です。

 

 なぜここでその話題をするかというと、吹連は吹奏楽コンクールの課題曲、朝日作曲賞(課題曲Ⅰ~Ⅳ)や全日本吹奏楽連盟作曲コンクール(課題曲Ⅴ)を主催していて、おとつくらぼに出演頂いた作曲者の中には、その縁で知り合った方も多数いるからです。

 「コンクールに出した作品見て欲しい!」って発信していなければ出会わなかった人も多かったんです。そういう意味で作るきっかけ、出会うきっかけになっている吹連には感謝です。

 

 

 少し横道にそれますが、発信するというのは大事ですよね。いくら作曲ができる、作曲が好きと言っても、表に出なければやっていないのと一緒ですからね。

 私も表に出して、いろいろなフィードバックもいただけましたし、沢山の出会いがあって「作曲が好きなことを言って良かった」と常々思います。

 「作曲が好きだ」というと、SNSとかで作曲が好きな人と繋がることができるようになるんですよね。ホントに良い時代になりました。

 

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 さて、戻ってきて吹連の話しましょうか。

 吹連が前のHPのURLも残してくれていましたので、比較してみましょう。

 

 新しい全日本吹奏楽連盟

 

 前の全日本吹奏楽連盟

 

 

 ※両方とも外部リンクです。そして前の全日本吹奏楽連盟のサイトはいつ見れなくなるかわかりません。

 

 めっちゃ違うでしょ?

 前の吹連のHPって、わかる人はわかってくれるんですが、すごく「HP自分で一から作ってみました」感があるというか。

 HPビルダーとかがない時代に一から個人で作ったような、言葉を選ばなければ「古い」HPでしたよね。個人で運営しているブログみたいな。

 

 それが一気に変わりました。情報量的に、もちろん前々から準備はしていたんでしょうけどね。メニューができて、少し見やすくなった気がします。

 PCからではあまり「見やすさ」を感じないんですけどね。おそらくスマホ対応じゃないかと思います。(逆に前はスマホ対応してないような古さだった。)

 

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 吹連と言えば、直近では私的に大きなニュースが3つありました。

 

 ①事務局長ら1.5億円着服(2020年1月)

吹連が出している「会報すいそうがく」にはこの内容について言及があるものの、旧HPのお知らせ欄からは直接のリンクは消え、新HPのお知らせ欄にも直接のリンクはありません。

「着服」はニュースで大きく取り上げられる(そして注目を浴びる)のですが、その後の対応は報道上数字が取れないからか、あまり取り上げられません。

対処はもちろんしているのですが「あれ、どうなったっけ?」っていう人も多いと思います。

個人的には、新HPにても「ちゃんと対処しました」っていうニュースは残しておいてもいいと思いますけどね。ちゃんと対処したなら。

 

 ②理事長交代(2021年5月)

丸谷明夫さんから石津谷治法さんに交代されました。

お二人とも吹奏楽界では有名な方です。この辺の内容は、私よりも詳しい方がたくさんいると思いますので詳しく触れません。

といいつつ少しだけ触れると、丸谷先生は淀工の、石津谷先生は習志野高校の先生とのことです。詳しく知りたい方は調べてください。

 

 ③課題曲Ⅴの廃止、全日本吹奏楽連盟作曲コンクールの終了(2021年7月)

このニュースは作曲界隈、特に吹奏楽界隈をざわつかせました。

個人的には、吹奏楽コンクール課題曲Ⅴの廃止よりも、現代音楽を取り上げる作曲コンクールが一つなくなったことを嘆く声が多かったように思います。

私の調べ方が作る側寄りだからだと思います。ただ、私的には演奏側よりも作曲する側の方がこのニュースに嘆いている印象です。

「課題曲Ⅴを演奏したかった!」よりも「課題曲Ⅴに選ばれたかった!」という人が多かった……という印象ですが、演奏する側よりも作る側の芸術性の追求の意味合いが強かったのかもしれません。

 

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 HP自体は大分古かった印象ですし、中高生(の吹奏楽部)がメインターゲットな連盟としては、前から準備をしていたのかもしれませんが、これらのニュースから心機一転するために新しくしたのかな、と個人的には思っています。

 特に着服のイメージが悪影響ですよね。クリーンで学生に夢を与える法人であって欲しいです。

 

 コロナの情勢、新しいHPでは全国大会のLIVE配信の案内や、新型コロナ対策ガイドラインの公開など、工夫しながら運営を開始しています。

 今後の運営にも期待しましょう。

 

 私個人としては、作曲コンクールがどうなるかは気になるなぁ……!